やべえぇ~膨らんできた///
最近、春休みに入って生活リズムが狂い始めて、少しずつお腹周りお肉が付いてきているカナッペです。
今回から空挺装備について書いていきます。
まずはヘルメットから♪
トンプソン先生♥ ///
ギリギリおKだよね...
それではスタート!!(^^)v
1941年4月、陸軍は空挺用のヘルメットの配備を構想し、テスト段階にあったTS3ヘルメット(後のM1ヘルメット)をベースに空挺用に改良を加えたヘルメットセットを最初の試作品としています。ジョージア州のフォートベニングでは、この試作品の完成に至るまでさまざまな空挺用にするテストがTS3ヘルメットを用いて行われました。
そのテストの結果、スタンダードなヘルメットは空挺が降下動作に入ったときや、降下時に体が逆になったとき、またパラシュートが開いたときに脱げ落ちてしまう事があり、(ライナー・シェルが分離しやすいということもあり・・・)空挺用には不向きであると結論づけられてしまいました。これらの問題を改善するために、クオーターマスターコープスの研究開発部門は、他部門及び、民間メーカーと共にM1ヘルメットを空挺使用にするために、必要とされる改良の研究に取り組みました。
研究の成果あって、空挺によって採用された改良後のM1ヘルメットは、スチールシェル(外帽)のチンストラップループにボタン付きのチンストラップ(ウェブチンストラップ)が取り付けられ、ライナーに付加されたボタンとの連結によって、ライナーとシェルが降下中に外れない程度の固定性を実現しました。またライナーには、バックル付のカーキコットンウェブ(Aストラップ)も付けられ、(裏地の付いた)セーム革で生造されたチンカップとの連結により、着用者への固定性能をも高めました。
ウェブチンストラップ(ライナーとシェルを止めるボタンが付いています。)
カーキコットンウェブ(Aストラップ)
チンカップ 表
裏
・M2ヘルメット
1942年1月に最初の発注がなされた、このヘルメットは、1942年6月にM2という呼称が与えられました。M2ヘルメットの仕様書には、スタンダードループの代わりにDベイルチンストラップループを使うことが記述されています。このループの使用により
ウェブチンストラップをシェルの後部で固定することが簡単になりました。後の43年春から夏ごろにエアボーンコマンドコープスは、スタンダードループでも充分に使用に耐えれる事が分かり、もはやDベイルチンストラップループは必要ないと宣言しました。同年10月には、スタンダードM1ヘルメットと同様にスイベルベイルチンストラップループに変更されました。
Dベイルチンストラップループバージョン
スイベルベイルチンストラップループバージョン
・M1Cヘルメット
1945年1月、これまでの空挺用ヘルメットの集大成とも言える、M1C(空挺ヘルメット)が陸軍によって標準化され、同年8月までの間に米陸軍は、392,000個のM1Cを調達しています。
M1Cの特徴は、AストラップがODシェード7になり、鋳型のバックルが用いられ、シェルのウェブチンストラップもODシェード7となった点、そしてシェルの「フチ」がマンガンスチールに変更された点です。
「フチ」を正面真ん中でとめ合わせたフロントシーム
・ヘルメットシェル(外帽)とヘルメットライナー(内帽)の生産について~
1942年1月~1944年12月までの間に、およそ148,000のスタンダードヘルメットシェルがマッコードラジエターアンドマニファクチャリングカンパニーの在庫から空挺使用にするために分けられて、同社によって空挺仕様へと改良がなされました。 空挺用ヘルメットライナーも同様に在庫品を空挺用に改良したものをM1パラシューティストヘルメットライナーと呼称した。1942年1月~同年秋までの間、ハウレイプロダクツ社製のファイバー(ペーパー)ライナーが43,000個、またインランドマニファクチャリングデビジョン製のプラスティックライナーが75000個、同じく1942年秋のうちに、どちらもマッコードラジエター社によって空挺仕様に改良されました。1943年9月~1944年春までの間、ウエスティングハウス社によって、製造及び改良されたプラスチックライナーが供給されM1パラシューティストヘルメットライナーの最終生産ロッドが完了した。また、このロッドの終盤においてセーム革製のチンカップは、生産コストの引き下げを目的としてウェブチンカップに変更されており、およそ40,000個が製造されました。
パラシューティストヘルメットライナーとシェル(シェルの側面にはスペード♠のマークを付けていて、これは506連帯を表します。)
M2とM1Cの比較(前)...見た目では違いが分かりません。(-_-;)
(後ろ)右側のヘルメットには、下士官のマーキングを施しています。
ライナーの内側
※ネット上の情報を自分なりに書いただけなので、どこかで見たことがあると思いますが、生温かい目で見守ってください。
今回から空挺装備について書いていきます。
まずはヘルメットから♪
トンプソン先生♥ ///
ギリギリおKだよね...
それではスタート!!(^^)v
1941年4月、陸軍は空挺用のヘルメットの配備を構想し、テスト段階にあったTS3ヘルメット(後のM1ヘルメット)をベースに空挺用に改良を加えたヘルメットセットを最初の試作品としています。ジョージア州のフォートベニングでは、この試作品の完成に至るまでさまざまな空挺用にするテストがTS3ヘルメットを用いて行われました。
そのテストの結果、スタンダードなヘルメットは空挺が降下動作に入ったときや、降下時に体が逆になったとき、またパラシュートが開いたときに脱げ落ちてしまう事があり、(ライナー・シェルが分離しやすいということもあり・・・)空挺用には不向きであると結論づけられてしまいました。これらの問題を改善するために、クオーターマスターコープスの研究開発部門は、他部門及び、民間メーカーと共にM1ヘルメットを空挺使用にするために、必要とされる改良の研究に取り組みました。
研究の成果あって、空挺によって採用された改良後のM1ヘルメットは、スチールシェル(外帽)のチンストラップループにボタン付きのチンストラップ(ウェブチンストラップ)が取り付けられ、ライナーに付加されたボタンとの連結によって、ライナーとシェルが降下中に外れない程度の固定性を実現しました。またライナーには、バックル付のカーキコットンウェブ(Aストラップ)も付けられ、(裏地の付いた)セーム革で生造されたチンカップとの連結により、着用者への固定性能をも高めました。
ウェブチンストラップ(ライナーとシェルを止めるボタンが付いています。)
カーキコットンウェブ(Aストラップ)
チンカップ 表
裏
・M2ヘルメット
1942年1月に最初の発注がなされた、このヘルメットは、1942年6月にM2という呼称が与えられました。M2ヘルメットの仕様書には、スタンダードループの代わりにDベイルチンストラップループを使うことが記述されています。このループの使用により
ウェブチンストラップをシェルの後部で固定することが簡単になりました。後の43年春から夏ごろにエアボーンコマンドコープスは、スタンダードループでも充分に使用に耐えれる事が分かり、もはやDベイルチンストラップループは必要ないと宣言しました。同年10月には、スタンダードM1ヘルメットと同様にスイベルベイルチンストラップループに変更されました。
Dベイルチンストラップループバージョン
スイベルベイルチンストラップループバージョン
・M1Cヘルメット
1945年1月、これまでの空挺用ヘルメットの集大成とも言える、M1C(空挺ヘルメット)が陸軍によって標準化され、同年8月までの間に米陸軍は、392,000個のM1Cを調達しています。
M1Cの特徴は、AストラップがODシェード7になり、鋳型のバックルが用いられ、シェルのウェブチンストラップもODシェード7となった点、そしてシェルの「フチ」がマンガンスチールに変更された点です。
「フチ」を正面真ん中でとめ合わせたフロントシーム
・ヘルメットシェル(外帽)とヘルメットライナー(内帽)の生産について~
1942年1月~1944年12月までの間に、およそ148,000のスタンダードヘルメットシェルがマッコードラジエターアンドマニファクチャリングカンパニーの在庫から空挺使用にするために分けられて、同社によって空挺仕様へと改良がなされました。 空挺用ヘルメットライナーも同様に在庫品を空挺用に改良したものをM1パラシューティストヘルメットライナーと呼称した。1942年1月~同年秋までの間、ハウレイプロダクツ社製のファイバー(ペーパー)ライナーが43,000個、またインランドマニファクチャリングデビジョン製のプラスティックライナーが75000個、同じく1942年秋のうちに、どちらもマッコードラジエター社によって空挺仕様に改良されました。1943年9月~1944年春までの間、ウエスティングハウス社によって、製造及び改良されたプラスチックライナーが供給されM1パラシューティストヘルメットライナーの最終生産ロッドが完了した。また、このロッドの終盤においてセーム革製のチンカップは、生産コストの引き下げを目的としてウェブチンカップに変更されており、およそ40,000個が製造されました。
パラシューティストヘルメットライナーとシェル(シェルの側面にはスペード♠のマークを付けていて、これは506連帯を表します。)
M2とM1Cの比較(前)...見た目では違いが分かりません。(-_-;)
(後ろ)右側のヘルメットには、下士官のマーキングを施しています。
ライナーの内側
※ネット上の情報を自分なりに書いただけなので、どこかで見たことがあると思いますが、生温かい目で見守ってください。