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Posted by ミリタリーブログ  at 

食事は大事。

どーも
カナッペです。









前回で基本的なナム装備の紹介も一通り終わったので、「ナムナムアイテム」を紹介していきます。


まずは・・・




Cレーション(MCI)

ですね♪

そもそも MCI (meal-combat-individualt)とは、 MRE が採用される以前の米軍の代表的な携帯戦闘糧食で、1961年より供給が実施され始め、ベトナム戦争をはさみ、1980年頃まで使用されていました。 (間違っていたらすみません)
供給されていた20年間、メニュー数は12種類と変わりませんが、多少の変更されました。
1970年頃にアクセサリーパックの中に付属するタバコが廃止されたため、これを境に大きく前期型、後期型と分けられているようです。
まぁ、さすがにメニューが12種類しか無いと味に飽きるし、栄養重視で作られているこの「味」は兵士達に不人気(だってまずいんだもん・・・)で、少しでも 喉を通るように 美味しく食べられるようにと、兵士達はタバスコなどの調味料を持参して使ったり、固形燃料などを使って温めて食べていたそうです。



こんな感じで箱に入ってます。



こっちの方が分かりやすいかな?




当時のCレーションを3つほど持っていますが、B-2、B-3だけで、B-1を持っていません。




中身を広げるとこんな感じです。
Cレーションは、メイン、B-ユニット、ジャム、デザート、アクセサリーパックで構成され、
メニューは1~12までありました。 今のものと変わらないですね

それでは細かく見て行きましょう♪



~メイン~
一番でかい缶詰めです。
缶のフタの表記はメニュー名と、暖める際の注意書きが記載されています。

「沸騰したお湯に入れる場合は開封せず、直接火にかける場合は蓋を開けて暖めて下さい。」

てな具合です。

自分のM60も取り付けていますが、ベトナム戦争当時、M60の装弾不良対策にCレーションの空き缶を給弾口の下に取付け、ベルトリンクをスムーズに給弾できるようにしていました。

~B-ユニット~
B-ユニットとは、「BISSCUITS-UNIT」の略称であり、ビスケットと甘味食が一缶に納められており、その2つで缶を構成しています。
B-ユニットは、甘味食の違いで3種類ありました。

~ジャム~
一番小さい缶です。
ジャムですが、パイナップル、ブルーベリー、ストロベリーなどの種類があったそうです。
そしてジャム以外にピーナッツバターとチーズスプレッドがあり、「ピーナッツバターの缶詰めは燃料としても使えた」という話が・・・

~デザート~
デザートにはロールケーキとフルーツケーキ、パウンドケーキ、果物缶のフルーツカクテル、黄桃、梨とかなりのバリエーションがあったそうです。



アクセサリーパック
アクセサリーパックの中には、色々なモノが入っていました。
インスタントコーヒー、粉末クリーム、砂糖、塩、マッチ、ティッシュペーパー、ガム、タバコが入っていました。
※1970年代頃までMCIのアクセサリーパケットには、タバコが入っていました。(一箱4本入りのミニケースです。)
廃止された理由は、1960年頃から本国(アメリカ)喫煙による害が問題視されるようになり、色々な団体が禁煙活動を始めました。すると「軍が喫煙を推奨している!!」として問題となり、。兵士たちにひと時の安らぎを与えていたタバコはアクセサリーパックから姿を消すことになったのです。

明日が訪れるかも分からない戦場において、「健康のためにタバコの吸いすぎには注意しましょう」って・・・

  


2014年07月02日 Posted by カナッペ  at 14:59Comments(0)ナム戦

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カナッペ
 福岡を拠点に〈〈WWII world〉〉を展開しているカナッペです。
WWII装備に興味のある方、やっている方、やろうと思っている方、ぜひ仲良くしましょう♪
人数がそろえば、ヒストリカル的なモノをしようと計画中だったり・・・